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人生・仕事・事業に関する雑記 その18
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    人生百考―人間は考える葦である―

     

     「人生・心のあり方」をテーマに、ここ数年来のメモ書きを纏めた冊子を9月上旬に上梓致します。冊子名は「人生百考」―人間は考える葦である―です。

     自分の生き方の奥底においている「誠実を尊び 労を惜しまず 言い訳けせず」として来た折々の場面で感じたことがらのメモ書きを整理したものです。

     これらは私が生きて来た歳月を振返るとき、ものごとが上手く行った時は深くは感じず、反面の「しまった」との痛恨の痛みのなかで分からせられたことがらの多くです。その一部を紹介いたします。

     

     ●人の営みの結果

       自然災害を除けば、この世の出来ごとはすべて人の営為つまり人の行いの結果。仕事をはじめ、勉強や趣味、遊びももちろん人の営為、つまり人の意思が働いていることに他なりません。そしてその営みを見る限り、人の欲望を初め自己実現の形や結果は、いつの世も変わらないように思えます。

     

     ●十年を区切りとする   

      ことを成すために十年は覚悟を。 目標を達成する、結果を出すには思いのほか時間がかかります。 あせらず、十年をひとつの節目として考えてみる必要があります。

      ※ イエローハットの創業者鍵谷秀三郎さんに「10年偉大なり 20年畏るべし 30年歴史なる」という言葉があります。 この十年は思いようで、長くとも短く感ずる今日この頃です。

     

     ●社会に関わっていく生き方    

      自分の人生は、終始一貫して「生産人口」の域内にいたいものと努めております。「人生百歳時代」といわれますが、一般論の「生産年齢人口」(生産活動に就いている中核の労働力15−64歳)を過ぎても、社会に関わっていく立場、いわば「生産人口」の域内にいたいとの思いが強い今日この頃です。

     

     ● 我慢と忍耐の違いを知る    

     「我慢」と「忍耐」は同じではありません。忍耐とは、苦しさ・辛さ・悲しさなどを耐えることですが、我慢には仏教の言葉で、強い自己意識から逃れられず起こす「慢心」の意味も含まれています。 逃れることのできない慢心とは、いわば修行のひとつと心得たいものです。

     

     ●「争い」から学ぶこと    

      人生をより深く学ぶなら、人との争いごとを避けてばかりでは出来ません。そのときは自分自身にとっての試練と知ることです。なぜ起こったのか、どうしたら回避できるのか、その分析と反省こそが次の争いごとを避ける手立てです。 また、争いですから負けることも、あるいは傷つくこともあります。しかしそれは相手も同じ。立場を入れ替えて考えてみるのも、より自分を成長させてくれます。

     

     ●「信じる」ことの危うさ    

      人を信じることはたしかに大切であり、しかも意外と易しいことでもあります。 ところがそれはリスクの大きな「盲信」となりかねないことを知っておく必要があるでしょう。 盲信すれば深く考えずに済みますから気持ちは楽になります。その代わり、背後にある真実や事実が見えなくなり、後々思わぬ痛手を負うことになります。

     

     ●勝ち馬に乗らない     

      なにごとにおいて大切なことは、一つひとつ自分の判断で前へ進むこと。他の人の判断に頼って勝ち馬に乗るようなことをしても、結果は必ず自分に返ってきます。最終責任は自分 が取らなくてはならないのです。 勝ち馬とは結果のわかった勝負、つまり安易な選択肢です。「読み(状況を)・踏み(先を瀬踏み)・決め(決断)」は自分で。

    | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 15:09 | comments(0) | - |
    人生・仕事・事業に関する雑記 その17
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      「先憂後楽」の思いを書き遺す

       

       「先憂後楽」という四字熟語があります。

       75歳を過ぎた今、後楽というものを味わう域に入り、それを少なからず体験しておかねば、私の人生の帳尻が合わないのでは?と考えたりしています。

       というわけで今年のGWは、相変わらず出社もしましたが、前橋に墓参、後半のお天気のよい日は新緑の近場の散策、そして本屋に寄るなどで終わりました。

       これは不満を申しているのではなく、反面幸せだと思っております。それは、なんといっても体が自由に動くからできたことです。  ここ数年は、病を得て、しばしベッドに縛られていた身としてはそう思わざるを得ません。これこそ身をもって知る反面教師と云うことなのです。

       

       これまでの私は終始「仕事・事業・経営」からの発想で生きてきました。そのための著作も数冊上梓することができました。そんな出版作業のなか、心が感応したのは仕事・事業・経営は私たち人間の「営為」(人間が日々営む仕事や生活)であり、その根底には人間性が現れる行為がある、ということです。

       仕事は、よくも悪くも相手という人間の行為に影響されるものです。故に、ことに当たる際「人間を学ぶ」観点を持つと、感じるものが何かあるのです。

       そういった日頃自身が感じた思いを雑記として書き留めてきたものを、整理し、いつかひとつの形にしたいとの心づもりでした。

       

       つらつら考えてみると、私自身の性格・生き方はじつに直線的でした。思いつき、計画したことは、何としても早めに処理したいとの思いが先行し、行動してきました。

       心身を休める、安逸を求めることの大切さは理解していたつもりですが、それでも心が休まるようなことに身を任せるのが不得手でした。遣り残しや、日延するなど、妥協する自分が許せないのです。そんな私が、「曖昧模糊」のままにしておく何かがあるのは、自分らしくないとの思いを強くしたことがあります。

       また、人生の「のりシロ」を意識しつつある今日、なにを優先して日々を過ごそうか考えてみました。そして、今回、人として生きてきた途で、即ち、身を持って感じたその都度、書き留めておいたことがらを纏めることにしたのです。

       

       気が付くと、これまでの歳月は月並みですが、あっという間だったような気がいたしております。古希を過ぎた私が自ら感じた、それも個人的なことがらのみを、今回は纏めてみようとしております。

       テーマは「人生・心のあり方」。長年歩み続けてきた山あり、谷あり、けして平坦ではない途のりを生きてきたなかで身をもって学ばされたことがらです。 2017年7月にこれも同じ気持ちで句集「十年一節」を上梓いたしました。その巻頭に「生きる道 ひとつ一つの こころから」との句を掲げました。これまでの歳月「心のあり方」を手探りし、それを確かめて生きて来た日々でした。心を込めて整理して進みたいと思っております。

       

       

      | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 11:30 | comments(0) | - |
      人生・仕事・事業に関する雑記 その16
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        人生百歳時代に考える

         

         古希を迎えた数年前より「仕事の始末」と「心の準備」を意識して、事業や私生活でも遣り残しのないように意識して努めてまいりました。

         そのうち、これまで書き留めていたメモ類などを整理し、冊子にすることで、私のこれまで生きて来た道に何か「切りをつけられる」ような気がしてのことでした。

         

         もちろん、その作業のスムーズな進行のためには到底私一人の力では不可能ですので、これらをサポートする編集者の確保が必要と理解して、ハローワーク経由で応募して下さった60歳代以上の5名の方と面接させて頂きました。

          条件は自宅作業での原稿整理と、その編集作業で、相互の連絡はPCにてメールの送受信が主としました。当然のことですが応募者は出版や編集会社出身の方が主で、ひとつの会社に一筋に長年努めあげた方が多く、そのことには敬意を感じると共に、その反面、与えられた職務の範囲の専門性に特化されて、そのスキルは高められていますが、私の求めることがらは、事業家としての私の長い期間のあれこれを取り纏める、編集作業の多面性と多様性である幅広い業務を経験して、仕事の組立てとその進行を担える方を求めたわけですが、残念ながら該当者はおりませんでした。

         唯一人、勤務先が倒産し、それを機に独立・起業して17年程実務経験をした人との面接で、企画・プレゼン・デザイン・取材 ・編集組版のソフトを含め、その業務範囲の「広さと深さ」を感じましたので、その方と契約を致しました。今回はパートタイマー契約とし、応募者からの履歴書と職務経歴書の送付を受け、その後の一部の方に面接を致したわけですが、応募者の多くのスキルを確認するとき、会社を定年退職した方がほとんどですので、一歩先をみて仕事をすることがらを期待することは叶わず、多分与えられた範囲の仕事に終始するのではないか?との懸念もありました。

         

         現在、その作業を継続していますが、実際に作業にかかる前に応募者の実力を見るための小さな仕事をお願いしてみて、面接者の中には当方の目録違いの結果で、これもまた不必要な授業料を支払わせられた人もおりました。

         社会環境も時代とともに変わり、定年の時期や、年金受給年代も延長され、長寿社会と云われていますが、退職後に優雅に余生(よせい)を楽しみ暮らせるなど、そのようなことは本当に難しい時代が来てるとの実感があります。

         書店を覗きますとこれらの「定年後」を意識した冊子が平積みされています。

        「人生百歳時代」を生き抜くことは私自身の思いとして、体力、気力、そして個人ごとの「稼げるスキル」等においても、なによりも心身ともに健康で、特筆すべき他に勝るものを持ちあわせていることなどが必須で、このような時代を生きていくことは本当に容易なことではないと感じております。

         

         

         

         

        | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 12:58 | comments(0) | - |
        人生・仕事・事業に関する雑記 その15
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          人は間違いを犯すもの

           

           誰しも年齢を重ねると共に過去を振り返り、自己反省の思いに駆られることが多くなります。これは私自身も全くそうだからです。

           かつて自分自身の安易な経営判断で間違いを犯し、失ったものが大きければ大きいほど、その思いは深いものだと感じます。人にもよりますが、その原因とは己の未熟さや焦りだったり、見栄だったり、その他さまざまです。

           ですからこれらのことから私が得た知恵として「人は判断ミス」即ち「人は間違いを犯すもの」だとして認識してこん日に至ります。

           

           去る5月22日の日経新聞の「大機・小機」に「無謬性(むびゅうせい)の原則と全体主義」のタイトルにて以下の記事があり一部を引用します。


           

           日本の政府や大企業の官僚組織でほとんど無意識のうちに前提とされているのが、「無謬(むびゅう)性の原則」である。「ある政策を成功させる責任を負った当事者の組織は、その政策が失敗したときのことを考えたり議論したりしてはいけない」という信念だ。

          ――中略――

          官僚が無謬であるべきだという思いは、確かなものを求める国民の自然な心の動きだが、究極的には全体主義をもたらすような不健全な信念だと心に刻むべきだ。自由な民主主義国家では「官僚は失敗する」という可謬性を前提に政策を論じたい。(風都)

           


           私は長年、起業塾や経営塾の講義の中で志を持った若い人たちに対し、「人は間違いを犯すもの」との前提意識をもって、ことにあたることの大切さを説いて来ました。

           ・起業・独立は全ての入口だ。しかし、のちのちの出口のこともよく考えてスタートすること。

           ・誰しも事業の成功を夢みるが、中小企業とは倒産しやすい生きものだから、慎重かつ、 全身全霊で取り組むこと。

           ・中小企業経営者は事業の失敗は命取りで、その結果責任を必ずとらされられることになるか ら、何事も恐れを持って臨んでいくこと。

           

           等々、単なるトップの間違いは失敗で終わらず、それが他に及ぼす悪影響に触れてまいりました。私は幸いなことにこんにちあるのは「致命的な間違い」をしなかったことだと思っています。

           

           最近の官僚や大企業の経営者、そしてスポーツの指導者の不始末のありさまを連日マスコミを通して知らされ、「人は間違いをする」「その結果責任はとらされる」ことが「人の営為(えいい・人々が行なう、あるいは起す事行ない)の原則」だと改めて痛感させられております。

           

           

           

           

          | - | 12:51 | comments(0) | - |
          人生・仕事・事業に関する雑記 その14
          0

            近頃の思いのなかに

             

            ●年々、齢を重ねて、人がこの世を生きていくことの意味あいの真理を知りたいとの思いがあります。若い日、自分の家を早く出て、自立したいとの思い。長じて、自分の思うことに正直でありたいと独立・起業した日。事業を軌道に乗せた前後、本当に思いもよらない出来事が身近かに発生して悪戦苦闘の日々。

             

             善きにつけ悪しきにつけ、自分が己れの欲望を満たすことを考えて行動した日々。

             山あり、谷ありのなかに重い荷物を少しでも軽くしておきたいとの決意の日。

             人の言う「余生を楽しむ」こととは、果たすべき己れの新たな課題に、挑戦と始末をつけたあとに得られる一瞬の夢なのではないか。

             

            ●地盤、看板、カバンを生まれながらに持ち得る世襲の政治家。TVの前で発する言葉の軽さ、行動が供なわない節操の無さ。近づきたくない、近づけたくない。

             

             東京大学卒業して官僚になり、エリート意識プンプン。

             皆にチヤホヤされて限られた世間しか知らぬ人間が、自分の欲望のブレーキが効かず間違いを犯すことの愚かさ。

             これを世に云う「晩節を汚す」の一例。

             世のため、人のために尽くすべき立場の人がこの有様では、納税意識も薄れるのは当然だ。

             

            ●その人の人間性を観るには、社会的知性に豊み、礼節を弁え万事に責任を果たす人のことだと思う。他の人に自分の苦労した話、自慢話、そして「昔は良かった」などは聞きたくもない。

             他の人に喜ばれる話をしてこそ、その人の価値を認めることに気がつく。

             

            ●世の中の出来事、あらゆる事象における己れの処し方が、全て私の「血となり、肉となる」。

             それらを次の世代にいかに正しく伝えていけるかを模索する日々。

             故に日頃のなにごとにも鋭敏さに欠けてはならないと努めている。

             

            ●大きな自然災害が世界、日本で発生する。その際に募金を進んでする。

             少額であろうとも私財を世のため、人のために使う高潔さを大切にしたい。

             

             

             

             

            | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 15:00 | comments(0) | - |
            人生・仕事・事業に関する雑記 その13
            0

              他者の善意に感謝の心を形とする

               

               二月下旬に、おつきあいしていて、若者への熱い思いを私と同じようにお持ちの創業経営者の方お二人と、三人共著の形で 「次に続く立志の若者のために私たちは何を成すべきか?」 との問いの 「解」 として冊子 「人橋を架ける」 を上梓いたしました。

               私はこんにちまで本来の事業の他に、若手起業家を「生み、育てる」活動をライフワークとしてまいりましたが、今回の「人橋を架ける」は起業・独立を考える立志の若者へのサポートの私としての集大成になればとの思いで取組みました。そして日頃、お付き合い頂いている方々に御礼の気持ちと同時に、広く周りにおられる志ある方へのご紹介をお願いする心づもりで謹呈させて頂きました。

               

               折り返し、数多くの方々から読後感を含めた丁寧な御礼状や葉書きが、そして失礼ながらと断った上のメールが届きました。

               常日頃、超多忙な方と存じあげている方、なかには今回の趣旨をご理解頂き、まわりの若い志のある方に推薦しますとあり、有難いことだと思いました。

               その反面、誠に残念なことですが、特に若い人達において何らリアクションがない方もおられます。そのようなことで、私のかつての経験を記述いたします。

               

               私が起業して30才代半ばの頃のことです。仕事もようやく軌道にのり、忙しくしておりました折、幅広くお付合いをさせて頂いていて、私より年長のデザイン事務所の実力派の女性社長とのことです。

               お電話があり、私宛に何か参考となる資料を送付したが届いているかの問い合わせでした。私としては不確かなことでしたが、一応「着いています」と返事をしましたところ、「貴方によかれと思い資料を送りました。その私の善意に対し、何らリアクションを起こさないのは、人として礼を失ったものだ。私は貴方のために時間を割いたのです。その相手たる私の思いに応えられないことは人間として失格である。」との叱責のことばでした。

               考えればお電話での叱責は至極当然なことですので、重々お詫びを申しあげました。それ以降は、これを機に私自身はこのような他者からの善意に対し、感謝の心をすみやかに形として伝えることを身につけてまいりました。これらのことも含め、今ではあの折のお叱りのことばを有難いことだと思っています。

               


               

               

               

               

              | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 14:32 | comments(0) | - |
              人生・仕事・事業に関する雑記 その12
              0

                熱い想いを形にし、それを継続して行く

                 

                 2月末に昨年の夏頃より手がけてまいりました、創業経営者のお二人と共著で、「人橋を架ける」を上梓いたすことが出来ました。

                 私たち三人は長年にわたる自らの事業にけじめをつけ、これまでの道のりを振り返る時、次に続く若く志をもった起業家や中小企業の経営者に参考になればと、応援のためのメッセージ集として著しました。三人が、自らの事業の歴史と想いを踏まえ、これから新たな起業・独立をめざす人、現在事業経営を継続している人たちのために、少しでも糧になればと、共著の形をもって刊行いたしました。

                 地方から上京後、紆余曲折を経て起業し、その創業事業を長年続けて来て、その行末に一応のメドをつけた私たち三人。事業経営を通して大いに苦しみもがきながら学んで来たことや、経済の大変動(オイルショック、バブル経済、リーマンショックそしてこんにちの経済のあり方)を身をもって体験し、これ等に対しどう考え、対処してきたか、その戦いの歳月を語っています。

                 また、特に後半の鼎談では、単なる活字として私たちの経験から得たことがらを伝えるだけでなく、本音の会話を通して、起業・独立とそれに連なる中小企業経営の根幹となるさまざまなことに触れて、正しい経営、曲がらない経営への理解を求めております。

                 

                 私自身はこんにちまで、本来の事業の他に若手起業家を「生み、育てる」活動をライフワークとしてまいりましたが、今回の共著「人橋を架ける」が起業・独立を考える立志の若者へのサポートの集大成になればと念じております。

                 

                「人橋を架ける」の入手については次の通りです。

                人橋を架ける 共著

                 

                ・ネットで書籍購入は・・・・2,430円(税込)
                 Amazon より (https://www.amazon.co.jp/dp/4864877998/)
                 

                ・電子書籍のお求めは・・・・2,160円(税込)

                 ゝ伊国屋Kinoppy(http://k-kinoppy.jp/) / 人橋を架ける−本編

                 

                ◆ヽ敕Kobo(https://books.rakuten.co.jp/e-book/) / 人橋を架ける[電子書籍版]

                 

                 amazon  Kindleストア / 人橋を架ける Kindie版
                 (https://www.amazon.co.jp/Kindle-キンドル-電子書籍/b/ref=topnav_storetab_kinc?ie=UTF8&node=2250738051

                 

                | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 09:49 | comments(0) | - |
                人生・仕事・事業に関する雑記 その11
                0

                  年賀状は無事の便り

                   

                   新しい年を迎え、自宅や会社に年賀状を頂きました。

                   それぞれ個人的な継がりであったり、仕事の関係であったりします。

                   つらつら考えますに年賀状とは、一つに公私にわたり無事の便りなのだとの思い至ります。

                   また添えられた文章でその方の近況も知ることになりますが、なかには来年より年始の挨 拶を省略しますとあったり、この世の有り様は本当に様々です。 そのなかで、年初めの年賀状で他につつがなく無事の知らせが出来る年賀状の意義は、大きいものだと認めさせられております。

                   

                   私はここ十数年はこれらの年賀状への返礼として、毎年「大寒」の日に合わせて寒中見舞状を投函しております。これも私がお陰さまにて健勝にて仕事を継続していると、日頃のご無沙汰の侘びかたがたの意志表示です。しかし、それにしてもそのために多くの時間を費やすことになっていることも事実ですので、再考の余地があると思っております。

                   そんな折に先輩が来社し、そのことを話しますと「年齢相応に自分の時間を大切にしなさい」「人との交わりも時として捨てることも大事」「長生きの秘訣は義理も欠くことだ・・・・」とも説かされました。最近は年齢を重ねることで「時間の価値」を改めて認識させられていますので、思いは複雑になるばかりです。

                   

                   

                   

                   

                  創業者の熱い想いが形として残り、今に伝える

                   休日はお天気次第ですが、昼過ぎから夕方まで自宅近辺を自由きままに散策しています。外国人で混雑する浅草のまちを避け、自然に親しむためにも、隅田公園の緑や隅田川水辺のテラスがお気に入りとなっています。一方ときには「かっぱ橋道具街」や「蔵前」の問屋街にも歩をのばします。

                   一月半ばの土曜日に散策していて、偶然にもは蔵前の問屋街の通りに面した「世界のカバン博物館」に立寄りました。

                   受付でガイドの栞を頂き目を通しますと、バックのメーカーのエース株式会社の創業者である新川柳作氏が1958年の欧州視察旅行の際、ドイツ・オッフェンバッハ市の皮革博物館を見学した折に、無数に展示される皮革製品の中にカバンは10点程しか紹介されておらず、同氏は何か物足らなさをの思いを強く心に残して帰国したとのことです。そして、「生業を営ませていただいているカバンを通じて、何か社会に恩返しできないか」と常々考えていた同氏の心にその時から「世界中のカバンを集め、もっと多くの方に各国の文化や風俗を知っていただこう」という強い想いが芽生えたとのことです。この構想から18年、内外の高い技術を誇る職人たちの製品を精力的に収集し、1975年当時としては珍しい企業内博物館として「世界のカバン館」を開設し、見応えのある展示館になっています。

                   また、8階にはカバン造りを天職として歩んだ同氏の「新川柳作記念館」が併設され、同社の創業75周年記念事業の一環として、創業者の生誕100年目にあたる2015年7月31日にオープンしたとあります。館内はカバンに明け暮れた92年に亘る創業者の生涯と、その事業、そして歴代のヒット商品を展示し、同社の歴史、カバン業界発展の足跡を紹介しています。

                   事業家が功成り名を遂げて名画の収集に明け暮れ、美術館を有料でオープンした話しは仄聞しますが、カバン一筋の人生の集大成を誰にも無料で公開し、地域振興や産業発展の一助としている経営者個人の想いと企業姿勢に心打たれました。

                   そして、経営の根本理念が 「商事是亦報恩道」には、心から素晴しい言葉だと感銘を受けました。

                   

                   

                   

                   

                  | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 17:27 | comments(0) | - |
                  人生・仕事・事業に関する雑記 その10
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                    今はセカンドステージに立っている

                     

                    ​ 去る3月の私のブログのなかに「健康で仕事に精を出している幸せは病床に伏せて分からせられること。思いが深いと云うことは何ごとも反面を理解していることで、痛みを伴う実体験の賜物なのです。」と記しております。

                     去る11月の1ヵ月を一言で表せば、前記のことばを骨の髄まで分からせられた日々だったと感じております。11月初旬の急な寒さと体力・気力のオーバーワークで風邪を引き込み、今までになく難儀いたしました。

                     ようやくその山場(やまば)を超えておめにかかった方に、この間の今までにない状態から弱気になった話しを致しましたところ、貴方はもう第一ステージは終わり、次のセカンドステージに立っているわけだから、なにごとも2分の1にして立ち振る舞い、これまでと同じにしていたらオーバーワークで再び体調を崩しますよと忠告されました。

                     つらかった日々のあれこれを思い浮かべ、今はセカンドステージに自分で立ち振まっていかねばとの自覚を持つように致しております。

                     

                    思いを形にして

                     これまで十数年にわたり、起業・独立に関する冊子を数多く世に出してまいりました。

                     この12月中旬に最終校了した “起業・独立 次に続く立志の若者へのメッセージ”「人橋を架ける」は、これまでと違い三人共著で来年1月末に刊行を予定しております。

                     私にとりましての出版物は、自身の考え、思いなどの構想を単に出版会社に伝えて「あとはよろしく」と“丸なげ”するのではなく、自主企画を通して構成を考え、完全原稿にして、編集事務所との打ち合わせ、校正チェックなどで確認し、多岐の作業を自らが対応した産物です。

                     また、売れる本をつくるとの意識より、ともかく今の世に有用で、読む方のために参考となればとの願望だけで、その諸費用も用意してかかることになります。

                     来年一月末に刊行される予定の冊子は、生まれも育ちも異なる三人の創業経営者が、東京の地で起業し、一応の成果を得て共著の形で「次に続く立志の若者のために私たちは何を成すべきか?」との問いの「解」として刊行いたします。この準備期間に使命感と熱意を持って諸々の作業を進めるなかで、私たち三人との出会いは、必然性をおびたものとのお互いの意識は強まるばかりでした。

                     また、特に後半の鼎談では、単なる活字として私たちの経験から得たことがらを伝えるだけでなく、本音の会話を通して、起業・独立とそれに連なる中小企業経営の根幹となるさまざまなことに触れて、理解を求めております。今回は初めの試みで電子出版にもトライしてみます。未だ未だこの世でやるべきこと、始末しておきたいことへの意欲が旺盛です。

                     

                     

                     

                     

                    | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 13:26 | comments(0) | - |
                    人生・仕事・事業に関する雑記 その9
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                      人生の始末 ”終活〃 のあり方

                       

                      ​ 11月初旬の寒さで風邪を引き込み、気力、体力にこれまでになく自信を無くした日々を過ごしておりました。年齢を重ねることで分かることとは、このことも含まれるのだと痛感しております。

                       幸いなことにお陰さまにて3週間程で回復し、私はここ数年来の山場(やまば)を克服し「モノの整理」「心の準備」を意識して、なにかと積み残しのないように常日頃心がけ努めております。

                       

                      ​ さて、去る11月20日付けの 日本経済新聞朝刊の社会面の下段に「感謝の会開催のご案内」と云う告知がありました。

                      一覧しますと建設機器メーカーのコマツで入社以来取締役、社長、会長を歴任し、現在は引退後の余生を楽しんでいるY氏の全く個人的なメッセージです。その内容は図らずも重篤な疾病で残された時間をQuality of Life 優先して延命の治療を受けないこととし、そのために自分が元気のうちにこれまでご厚誼下さった皆様方に感謝の気持ちを伝えるべく会を開催するとして日時、場所の案内となっておりました。

                       

                      昔から「葬式、戒名無用、死者は生者を煩わすことなかれ」との言に、強く私もそうありたいとの思いは深く、これまで極く親しい方だけとは1-2年に一度ほど「懇親会」の名目でささやかなパーティーを主宰してまいりました。

                      参加の方には心の負担になってもと多少の会費を頂いてまいりましたが、この真意は今回の新聞の告知と同様、ご厚誼頂いている方への感謝の集いでしたので「我が意を得たりの思い」でした。

                       

                      明日から12月です。「風邪は万病のもと」でしばらくは自宅療養をも強いられ、つらい思いの日々でしたが、「健康の尊さ」「心身一如」「仕事の出来る有難さ」をより深く身にしみさせられた11月でした。

                       

                       

                       

                       

                      | 人生・仕事・事業に関する雑記 | 14:55 | comments(0) | - |
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