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今はセカンドステージに立っている
去る3月の私のブログのなかに「健康で仕事に精を出している幸せは病床に伏せて分からせられること。思いが深いと云うことは何ごとも反面を理解していることで、痛みを伴う実体験の賜物なのです。」と記しております。
去る11月の1ヵ月を一言で表せば、前記のことばを骨の髄まで分からせられた日々だったと感じております。11月初旬の急な寒さと体力・気力のオーバーワークで風邪を引き込み、今までになく難儀いたしました。
ようやくその山場(やまば)を超えておめにかかった方に、この間の今までにない状態から弱気になった話しを致しましたところ、貴方はもう第一ステージは終わり、次のセカンドステージに立っているわけだから、なにごとも2分の1にして立ち振る舞い、これまでと同じにしていたらオーバーワークで再び体調を崩しますよと忠告されました。
つらかった日々のあれこれを思い浮かべ、今はセカンドステージに自分で立ち振まっていかねばとの自覚を持つように致しております。
思いを形にして
これまで十数年にわたり、起業・独立に関する冊子を数多く世に出してまいりました。
この12月中旬に最終校了した “起業・独立 次に続く立志の若者へのメッセージ”「人橋を架ける」は、これまでと違い三人共著で来年1月末に刊行を予定しております。
私にとりましての出版物は、自身の考え、思いなどの構想を単に出版会社に伝えて「あとはよろしく」と“丸なげ”するのではなく、自主企画を通して構成を考え、完全原稿にして、編集事務所との打ち合わせ、校正チェックなどで確認し、多岐の作業を自らが対応した産物です。
また、売れる本をつくるとの意識より、ともかく今の世に有用で、読む方のために参考となればとの願望だけで、その諸費用も用意してかかることになります。
来年一月末に刊行される予定の冊子は、生まれも育ちも異なる三人の創業経営者が、東京の地で起業し、一応の成果を得て共著の形で「次に続く立志の若者のために私たちは何を成すべきか?」との問いの「解」として刊行いたします。この準備期間に使命感と熱意を持って諸々の作業を進めるなかで、私たち三人との出会いは、必然性をおびたものとのお互いの意識は強まるばかりでした。
また、特に後半の鼎談では、単なる活字として私たちの経験から得たことがらを伝えるだけでなく、本音の会話を通して、起業・独立とそれに連なる中小企業経営の根幹となるさまざまなことに触れて、理解を求めております。今回は初めの試みで電子出版にもトライしてみます。未だ未だこの世でやるべきこと、始末しておきたいことへの意欲が旺盛です。