2020.03.19 Thursday
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人生の始末 ”終活〃 のあり方
11月初旬の寒さで風邪を引き込み、気力、体力にこれまでになく自信を無くした日々を過ごしておりました。年齢を重ねることで分かることとは、このことも含まれるのだと痛感しております。
幸いなことにお陰さまにて3週間程で回復し、私はここ数年来の山場(やまば)を克服し「モノの整理」「心の準備」を意識して、なにかと積み残しのないように常日頃心がけ努めております。
さて、去る11月20日付けの 日本経済新聞朝刊の社会面の下段に「感謝の会開催のご案内」と云う告知がありました。
一覧しますと建設機器メーカーのコマツで入社以来取締役、社長、会長を歴任し、現在は引退後の余生を楽しんでいるY氏の全く個人的なメッセージです。その内容は図らずも重篤な疾病で残された時間をQuality of Life 優先して延命の治療を受けないこととし、そのために自分が元気のうちにこれまでご厚誼下さった皆様方に感謝の気持ちを伝えるべく会を開催するとして日時、場所の案内となっておりました。
昔から「葬式、戒名無用、死者は生者を煩わすことなかれ」との言に、強く私もそうありたいとの思いは深く、これまで極く親しい方だけとは1-2年に一度ほど「懇親会」の名目でささやかなパーティーを主宰してまいりました。
参加の方には心の負担になってもと多少の会費を頂いてまいりましたが、この真意は今回の新聞の告知と同様、ご厚誼頂いている方への感謝の集いでしたので「我が意を得たりの思い」でした。
明日から12月です。「風邪は万病のもと」でしばらくは自宅療養をも強いられ、つらい思いの日々でしたが、「健康の尊さ」「心身一如」「仕事の出来る有難さ」をより深く身にしみさせられた11月でした。